「トヨタ"イズム"?」【モリゾウのつぶやき】

2019.01.10

「トヨタイムズ ?」「トヨタ"イズム"?」どっち?元旦の新聞広告を見られた方から、こうした声を頂きました。

こんにちは、モリゾウです。

「トヨタイムズ ?」 「トヨタ“イズム”?」
「どっち?」
元旦の新聞広告を見られた方から、こうした声を頂きました。

「イズム」とは、主義や流派、
もう少し馴染みのある言葉では、
こだわり、と言えるかもしれません。

私たちは今、「100年に一度」と言われる大変革の時代を生きています。

これからのクルマは情報によって、
町や人々の暮らしを支えるあらゆるサービスとつながり、
社会システムの一部になっていくと思います。

クルマの概念そのものが変わる…
まさに何が正解か、わからない時代です。

ただ一つわかっていることは…
「従来の延長線上には自分たちの未来はない」ということです。

こうした想いから、
私は、トヨタを「モビリティ・カンパニー」に
モデルチェンジすることを決断しました。
それは人々の移動に関わるあらゆるサービスを提供する会社です。

私は、変わっていくからこそ、変えてはいけないもの、
すなわち、「トヨタ“イズム”」が大切になると考えています。

では、「トヨタ“イズム”」とは何か?

例えば、もっといいクルマづくり。
それを支えるトヨタ生産方式(TPS)という哲学。

他にも、それぞれの職場、
現場で色々な答えがあると思いますし、
色々あって良いと思います。

会社も人も、「イズム」があるから、
顔が見えたり、個性が出たり、
体温を感じられたりするのではないでしょうか。

私自身の「イズム」。
それは、クルマが“愛車”であり続けることです。

今、クルマは、“愛車”と愛を付けて呼んでもらえる数少ない工業製品です。
これから100年経っても、
クルマに愛がつくことには、こだわり続けていきたい。
これが「モリゾウイズム」です。

さて、「トヨタイムズ」。

広告を見てくれた皆さんも、
隠れた意味を発見して下さったのだと思います。

大きな時代のうねりの中で、
変化するトヨタの姿をありのままにお伝えするのが「トヨタイムズ」であるならば、
それは、トヨタがこだわり続けていくもの、「トヨタ“イズム”」をお伝えしていくこと
でもあると思います。

以上

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