豊田社長の言葉をどう受け止めた?世界中のトヨタを取材

2020.04.19

豊田社長とのテレビ電話インタビューで「今回のコロナウイルスは世界中で起こっている話ですので、ぜひとも世界のトヨタの仲間にも取材をしてください」と提案された香川編集長。

アポイントが取れたのは、中南米本部、北米本部、欧州本部および東アジア・オセアニア・中東本部、アフリカ本部、アジア本部の各担当者。まさに世界中の状況を聞くことができるというわけだ。

2020325日、豊田社長は世界中のトヨタの仲間達にビデオメッセージを送った。この困難に立ち向かっている全ての仲間に感謝し、「トヨタは皆がひとつの家族だ」「僕らに乗り越えられないものなんてない!」と励ます内容だった。果たしてこのメッセージはどのように受け止められたのだろうか。香川編集長が、早速テレビ電話取材に臨んだ。

豊田社長からのメッセージ動画はINSIDE TOYOTA #59をご覧ください。

豊田(映像):
明けない夜はありません。そして、これだけは忘れないでほしい…。僕らに乗り越えられないものなんてない!みんな、ありがとう。健康第一!

香川

トヨタイムズ編集長、香川照之です。私が今見ていたのは、豊田社長が、この厳しい状況の中、世界のトヨタの仲間たちに向けたメッセージ。そのVTRを見ていました。

トヨタのですね、まあ、トヨタグループの仲間たち、全世界で、実に37万人という数がいる。この仲間たち、ビデオのメッセージの中で社長がおっしゃっていましたけれども、やはり家族であると。そして、その方たちに対して、豊田社長が「明けない夜はない」という強いメッセージを打ち出しました。

このビデオを見まして、僕自身、では、この世界各国のトヨタグループ、トヨタの仲間たちが、今この状況の中でどのような活動をしているのか。苦しい状況の中でどういった対応をされているのか。これを取材してみたいと思っております。

今日もご覧ください。はい、360度誰もおりません。なんかこれ、もうほんと、一人YouTuberみたいになってきちゃったなあ、なんか。こうやって、なんか……。まあいいや。

さあ、いよいよテレ取材2回目、行ってみたいと思います。

トヨタ自動車 中南米本部本部長 井上雅宏/ブラジルトヨタ社長 ラファエル・チャン/アルゼンチントヨタ社長 ダニエル・エレーロ/ブラジルトヨタ広報ダイレクター ビビアン・マンシ

映像リンク 01:33

香川

よろしくお願いします。

井上雅弘(中南米本部本部長)

ボンジーア、編集長。ボンジーア!

香川

ボンジア?

井上

おはようございます。

香川

それは何、ポルトガル語ですか?

井上

これは、はい、ポルトガル語とスペイン語…、まあ、ボンジーアです。

香川

よろしくお願いします。中南米本部長の井上さん。それから、ブラジルトヨタのチャンさん。

ラファエル・チャン(ブラジルトヨタ社長 TDB : Toyota do Brasil S.A.)

はい、こんにちは。

香川

こんにちは。よろしくお願いします。それから、アルゼンチントヨタ、エレーロ社長。よろしくお願いします。

ダニエル・エレーロ(アルゼンチントヨタ社長 TASA : Toyota Argentina S.A.)

エレーロです。

香川

それから、広報のビビアンさん。よろしくお願いします。

ビビアン・マンシ(ブラジルトヨタ広報ダイレクター 兼 中南米本部広報オフィサー)

こんにちは。

香川

まずブラジルおよび中南米全域は、本来はどういうようなトヨタの活動をされているのか、説明していただいてよろしいでしょうか?

井上

中南米本部は、メキシコを除くその下のグアテマラという国から南のアルゼンチンまで、40カ国あります。

香川

え、40もあるんですか!?

井上

40もあるんです。

香川

40もあるんですか。

井上

それで、それぞれの国で、ブラジルと、アルゼンチンと、ベネズエラに工場がありまして、ハイラックス、ピックアップとかカローラを生産して地域で売っている。そんな活動をしてます。

香川

この新型ウイルスが世界中を駆け巡っているという状況の中で、どのような形に変わっていくんでしょうか? 

井上

大変な状況でして、ブラジル、アルゼンチンのみならず、ほぼ40カ国でロックダウン、都市封鎖ですね。これが、ほぼ全域で起こってまして。すべての営業活動は止まっている状況です。

香川

はあー。そういう状況の中で、実際、その販売活動っていうのはどういうふうにされてるんですかね?

井上

この辺についてラファエル・チャンは、どんな感じ?今の販売店の状況は?

チャン

すべてのビジネスは閉鎖されています。開いているのは、スーパーとドラッグストアのみです。私たちの場合、ディーラーは休業しているので、主にスペアパーツとサービスショップでの緊急事態に応対しています。インターネットも活用して、顧客に連絡もしています。営業活動としてできることはそれくらいしかありません。

香川

ブラジル人の方だと陽気だというイメージしかなくて、そんな方々が、ご自宅に収まっていられるんですかね?チャンさんにちょっと…。

チャン

たしかにラテン系の人々はそんな感じですね。ハグやキスすることが大好きです。でも最近はお互いあまり近くに寄らないなど、できるだけ感染の可能性を抑える努力をしています。

アルゼンチンや他の国と同じように、私たちも週末はよく家族と一緒に過ごします。

エレーロ

アルゼンチン人にとって友人や家族との週末のバーベキューは欠かせません。今はできません。隔離検疫は26日から非常に厳しい状態になりました。今できることはビデオ通話で乾杯するくらいですね。

アルゼンチンは医療機器が十分にあるとは言えないので、医療サービスの崩壊を防ぐためにできるだけ感染者を避ける努力をします。

香川

もう、そういう状況なんですね。

ビビアン

女性にとって、もう一つ難しいことがあります。子どもたちも登校できず家で勉強しています。私たちは仕事もしながら家事もするし、まだ子供の世話もしないといけません。まだ平気ですが、良い勉強にもなってます。

香川

でも、外に出て、それこそサッカーとかしたい盛りなんじゃないの?

ビビアン

いいえ。ビデオゲームが大好きだから。今だけはビデオゲームを解禁してあげました。半年でも家にこもっていられるでしょうね。(笑)

香川

井上CEOとしては、この状況の中でトヨタとして、どういう方向性を持ってやっていくことが、今後のためになるというふうに思われてますか?

井上

やっぱりインパクトがものすごく大きいです。経済を動かす上で「クルマをつくる」「モノを運ぶ」「売る」というその移動自体が封鎖されていまして。東京なんていうのは、日本はやっぱり世界から見てちょっと特殊な国で、「この状況でよくみんな出社してるな」ってみんな驚いてます。(サンパウロでは)今、道に行っても完全に人いないです。昼間でもいないです。

そういう中で、これがイタリア、スペインを見てますと3カ月続きましたので、3月から始まったブラジル、アルゼンチン、中南米が3、4、5の3カ月も止まるということを考えると恐ろしいんですけれども。それでもですね、豊田社長がこの間、ビデオメッセージをつくってくれまして…。

香川

はい、それをぜひ伺いたいと思ってました。

井上

「深刻になるな。真剣になれ!」と。やれることをやらないと、やれないことをウジウジ考えてたら、ほんとに悲観的になるということで、自分らがやれることを、ビジネスであれ、社会貢献であれ、家庭であれ、それをやれと。で、そのビデオをみんなに見てもらいながら、今こういうコミュニケーションをですね、ビビアンを通じて、ラファエルとエレーロから直接発信してもらって。おそらく1年も続かないと思いますので、今やれることをやって、明けたときにはガッと、こう、みんなが元気にガッと行くのがラテンですので。今は協力して耐えていこうと。こういうような姿勢で、みんなでやっています。

香川

今、やっぱり全世界が暗くなってる中で、逆に、世界中のトヨタの仲間たちに対してメッセージがあると思うんですね。

チャン

私たちはこの状況に打ち勝ちます。一緒ならよりいっそう強くなれます。

エレーロ

私達は過去に多くの不可能を成し遂げ、危機も乗り越えてきました。今回は少し難しいかもしれませんが、一緒だからこそ、この途方も無く不可能なことに立ち向かえます。共にこの逆境を克服できると確信しています。

ビビアン

今現在、恐怖を感じる人もいるかもしれません。しかし多くのことを学んだり、自らの価値を見直す好機とも言えます。答えはそこにあります。共に力を合わせましょう。過去に行った良いことを再確認する機会であり、将来はより良い人間に成長していることでしょう。

香川

ありがとうございます。ビビアンが1日も早く静かな状況で、一人で仕事できるように僕も願ってますよ。

ビビアン

サンキュー。

香川

エレーロさんが、さっきからね、ガズーレーシングチームのユニフォームを着てるんですよ。やっぱ似合いますね。

エレーロ

心のブランド(笑)。

香川

いいですね、やっぱり。中南米の方はいいですね!このまま飲み会になりたいもんですね、なんか。

チャン

ぜひこちらに来てくださいよ。

香川

オーケー、行くよ!

井上

ぜひ来てください。

エレーロ

来てください!

香川

でも、本当にね、経済的な状況、財務的な状況は厳しいと思うんですけれども、こうやって皆さん笑顔で対応してくださって、ほんとに感謝しております。

エレーロ

本当にありがとうございます。

香川

それにはやっぱり、体が健康じゃないといけないわけですよ。ね。なので、日本語で「健康第一」という言葉があります。「健康第一」っていう言葉を、最後に皆さんで一緒に「せーの」で言っていただいてよろしいですかね? 

香川

せーの…。

一同

健康第一!

香川

ありがとうございました!

井上

編集長、ありがとうございました。

香川

ポルトガル語で、ありがとうございましたって何だっけ?

井上

オブリガード。

香川

オブリガード(笑)!

トヨタ自動車 北米本部本部長 小川哲男

映像リンク 09:22

香川

では、次は北米本部長の小川CEOにお話をうかがってみたいと思います。

小川哲男(北米本部本部長)

こんにちは。

香川

こんにちは。よろしくお願いいたします。トヨタイムズ編集長香川でございます。ちなみに小川さん、どこの都市にいらっしゃるんですか?

小川

私はテキサス州にプレイノっていう新しくできた近郊の街があって、そこに北米の本社を移して、今3年そこにいます。

香川

今、現地、何時でございますか?

小川

今は夜9時前ぐらいです。

香川

9時前、すみません、夜も。

小川

とんでもない。

香川

本当は飲んでどんちゃんやってる時間だと思うんですけど、申し訳ございません、ほんとに(笑)。

まあ状況がね。もちろん、そういう状況じゃないので、そんなことないと思いますけれども。北米自体がどういう状況になっているのかというのを教えていただきたいんですけれども。

小川

例えばニューヨーク42番街なら、あの辺はもう、人がいないなんてあり得なかったんですけども。ニューヨークにいる駐在員から写真を見せてもらうと、本当にに人がいないと。

ハグとか、握手が大好きなアメリカ人が、今は、こういう…。最初はこれ(肘)をぶつけ合ったんですね。今はそれもやってなくて、こういうモーションを空中でやるっていう、変な状態になってます。

香川

なるほど、先ほど、僕、アルゼンチンのエレーロさんとこうやって別れましたよ。そうなんですね、やっぱりこれ、はやってるんですね。

実際、こういうような状況になっていないときの活動、今緊急時になってしまったがゆえに、どれだけそれが変わってしまったかということを、ちょっとご説明いただきたいんですけれども。

小川

今、全米で工場が10、販売店も1600、700店ありますけれども、そこを軸に地域貢献をする。このことは今であっても、あるいは平時であっても変わっておりませんので。

今の段階では、実は北米の全工場は生産を止めました。我々の環境も、とていいますか、オフィスも在宅勤務、これを今、余儀なくされているといような状況です。

香川

クルマの販売状況、販売台数に関しては、どういうようなダメージを負っているんでしょうか。

小川

1月、2月、年が明けまして、絶好調でありました。3月の2週目まで、そういう意味では絶好調でした。3週目から急激に鈍りまして、前年比でいくと7割ぐらい減って。ニューヨークとかカルフォルニアは、前年比の1割ぐらいです。9割減です。

香川

うわー、そうですか。例えばこれが続いたと仮定するときに、どういうようなことがあるかっていうのは、想定されてますでしょうかね?

小川

お客様と直接コンタクトしない中で、どうケアしていくか。これを機に新しい手法にいろいろトライをしたいなと思っています。それから、我々の働き方も、今、リモートで会議とかやってますけども、これ、結構いい点もあるんですね。

香川

というのはどういうところですか?

小川

やっぱり、通常、会社にいると、雑談から始まって。あるいは発言しない人までいたりして。今回はリモートでつなぐと、主旨をはっきりさせる。この会議で何を決めるのか、はっきりさせる。発言するやつだけ集まれ、と。

香川

それは面白い。面白いですね。やっぱり、顔が画面のところにあるっていう。ここにね。それって、相対していることになるわけじゃないですか。会議だと、端っこのほうの席の人とは目が合わなくて済むし、下を向いてなんか書いてる振りしてればいいけど、これだと、逃げようがないわけですよね。

小川

ええ、逃げようがないです。おっしゃる通り。

香川

なるほど。

小川

だから、これは普通の状態に戻っても、在宅で、ワーク・フロム・ホームで学んだ一つとして、これ、続けるべきだと思います。

香川

なるほど。

小川

紙も資料も、いろいろあっても見ないわけですよ、画面で。だから、ほとんど口頭かメモ1枚ということになりますので。これは社長もずっと言ってますけどね。要らない資料はなくなります。

香川

なるほどね。これは、でも、面白いですね。ケガの中で何かを見つけるという。

トヨタとして、この緊急事態の状況だからこそ、やられてることがあると聞いたんですけれども。

小川

社長の豊田からは「深刻になるな、でも真剣にやれ」というメッセージがあって。これ、辞書で引くと、「深刻」も「真剣」も両方「シリアス」って出てくるんですね。

香川

実は、英語では。なるほど。

小川

だけど要は、コントロールできないことに悩むと「深刻」になる。これは何も生まないと。逆に、コントロールできることは、じゃあなんだ、と。コントロールできるところの中で、今できること、今やるべきことはなんだ、ということに向き合えば、これは「真剣」になる。ということで、そのメッセージの主旨を伝えて、アメリカ人も腹落ちをして、今かなりのチームがそういう中で活動してます。

例えば、一部の人が試作の設備に3Dプリンターがあるんですね。これで、お医者さんが使う、こういうフェイスを覆うマスク、フェイスシールド、あれの成型をして「足りない、足りない」と言っている病院に配ったらどうだ、と。そういうことを始めまして、次々に「俺の工場もできる」「俺の工場もできる」と、今ほとんどの工場がつくってくれています。今、1日当たり5000個弱ぐらいのフェイスシールドを、要請のある病院にお配りしている、と。こういう活動とか、あるいはディーラーもディーラーで「地域で何が貢献できるか」ということで、休校した学校の清掃に行くとか、食べ物のサービスを子どもたちにするとか、こんなようなことをやっております。

香川

そういうことをやっているんですか。

小川

1700軒のディーラーが、それぞれの地域で、それぞれにやってくれてると思いますので、たぶん、私が知らない活動もいっぱいあると思います。

香川

このフェイスシールドも、自動車に使うべき部品を一部改良してつくられているということでよろしいでしょうか?

小川

そうです。日頃の生産の技術を使ったやり方でつくっております。シカゴの病院から、お医者さんたちがガッツポーズしたような写真を送ってくれた。あのときは、みんな本当にうれしそうに抱き合ってましたので、よかったなと思います。

今、全トヨタのお客様に対して「何か困ったことがあったら、こういう窓口に連絡してくれ」ということを全部メールで展開をして、結構それに対しては答えがくるという。

香川

それこそ、クルマのこと以外での相談とかも、トヨタさんだったら聞いてくれるんじゃないか、みたいなので来そうですけどね。

小川

はい。中には、ディーラーにはクルマがあるものですから、お薬をお客様のところに配ったりとか、病院まで持って行ってということをやっている…。

香川

そうですか。トヨタの社員の人たちの、横でこういうつながりはあったりするんでしょうかね。

小川

2日、3日に1回ぐらい「今の状況はこうだよ」「今、ここでこんなことやってるよ」というようなビデオを、私を含めて、アメリカ人幹部で撮って、全従業員に流したりしています。

それから、豊田社長も「我々は家族だ」「We are Toyota」というビデオを流してくれました。そういうことで、コミュニケーションを絶やさないようなことを、今、やっております。

香川

なるほど。先ほど、小川CEOも言われました、社長からの全世界のトヨタグループへのメッセージ。どのように思われたのか、お聞かせいただきたいんですが。

小川

やっぱり、これは反響がすごかったです。みんな孤独になりかけてたときに、ボーンと来ましたので。そういう意味では「ああ、見てくれてるんだ」あるいは「We are TOYOTA、我々は家族なんだ」と、グローバルCEOからのメッセージで来たインパクトはすごく大きかったです。

香川

北米本部長としての小川CEOに、改めてトヨタグループの仲間たち、あるいは社員の方々に、励ましの言葉も含めたメッセージを送っていただきたいんですけれども。

小川

皆さん、本当に、今日はこんな、日本を代表する大俳優の香川さんにインタビューを受けるという…。

香川

とんでもございません。

小川

…中で、私自身がすごく今、元気をいただいています。今、カメラの向こうにいらっしゃる北米のトヨタの皆さん、あるいはトヨタグループの皆さん。本当に大変なときだと思います。ストレスもあります。

でもわれわれは「仕事ができる」という幸せがあります。従って、そのことを胸に留めて、コントロールできることを一つひとつやり続け、先ほど編集長がおっしゃった「止まない雨はない」わけですから、雨が止んだときにスッと立ち上がれるようにがんばりましょう。今は斧を研ぎましょう。必ず木を切るときがやってきます。

香川

ありがとうございます。僕も、今日こうしてテレビ取材をさせていただいてるんですが、リモートワークで。この仕事がこの日に日本で、そして、今テキサスにいらっしゃる小川さんと、こうやってつないで、できることを改めて感謝したいなというふうに思いました。

小川

本当にそうです。

香川

本当にありがたいです。ありがとうございます。

小川

ありがとうございます。

香川

最後の締めは「健康第一で」っていうのを…。

小川

もちろんです。

香川

では、「健康第一」っていうことでいきます。せーの!

二人

健康第一!

香川

これ、1秒ぐらいずれるんですね、難しいですね(笑)。ありがとうございました。

とにかく世界が元のようになったときに、まずは社長と昨日約束したんですけれども、ダートのコースに乗っけてくれると、クルマに。これを行こうと。

小川

それは、テレビ会議はできませんね。

香川

そうなんですよ(笑)。本当に世の中がもし戻れば、ぜひ、ダラスのほうにも行きたいと思います。

小川

もちろんです。

香川

よろしくお願いします。

小川

ありがとうございます。

香川

ありがとうございます。

トヨタ自動車 欧州本部副本部長 東アジア・オセアニア・中東本部本部長 村上晃彦

映像リンク 19:30

香川

それでは次に、これは大変範囲が広い。欧州本部の副本部長、そして東アジア・オセアニア・中東本部の本部長の村上さんにつながっておりますので、取材を早速始めてみたいと思います。村上さん、よろしくお願いします。

村上晃彦(欧州本部副部長 / 東アジア・オセアニア・中東本部本部長)

こちらこそ、よろしくお願いします。

香川

はじめまして。トヨタイムズ編集長、香川でございます。お願いいたします。村上さんは今、どちらにいらっしゃるんですか?

村上

私は東京の自宅です。

香川

東京にいらっしゃるんですね。村上さん、この欧州、東アジア・オセアニア・中東って、具体的に国でいうとどこまでフォローされているんでしょう?

村上

欧州は、実は現地にヨハンさんというCEOがベルギーにいらっしゃいまして、私は日本側でのキャッチャーと。欧州は今、53カ国ございます。

香川

53?

村上

はい。欧州以外の東アジア・オセアニア・中東は私が日本から直接見させていただいていると。中東の場合は、実はすごく歴史の古いパートナーが多くて、実は割と小さな国のバーレーンとかクウェートとか。ビジネスのボリュームという点でいうと、サウジアラビア、UAE、それからオマーンというように、人口が多くて国が大きい所がビジネスとしては中心になります。

香川

このコロナの状況下では、それぞれ各国での現地での生産・販売状況というのはどのようにダウンしてしまっているんでしょうか。

村上

ヨーロッパは先ほど53カ国と申し上げましたが、国によって当然、状況は違います。ただ、全体でいいますと、今75%の販売店が営業できない。ですので、工場も稼働を止めています。

特にヨーロッパはイタリア、スペインから始まって、医療崩壊の形が起きているものですから、そういう医療現場への支援をできることからやろう、ということで、本当に頑張ってくれている人もたくさんいます。

香川

それは具体的には医療機器のようなことだとイメージしてよろしいですか?

村上

例えば、フェイスマスクですね。最初、フランスの工場の人がやり始めて、それがすぐイギリスの工場へ横に伝わり、というふうにみんなでやり始めたり。例えば、病院でドアノブを…。

<左上>トヨタフランス工場/<右上>トヨタポーランド工場/<下>トヨタイギリス工場
香川

触りますよね。

村上

開けるときに触っちゃうものですから、触らなくても、ちょっとしたものを付けてですね、ひじでコンとやれば開くというような。工場でいろいろ日頃カラクリみたいなことをやっている知恵を使ってやってくれているみたいです。

香川

ここにトヨタの技能が生きるわけですね。

村上

そうですね。ありがたい。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

香川

一方、中近東においてですが、このなかで今コロナが起こっている状況でどういうような打開策をあるいは状況も含めて説明していただきたい。

村上

ヨーロッパが起こり、それから少し遅れてということですから、今まさにこれから本当に危なくなる瀬戸際にあるような状況だと思います。当初から気を付けて、対策を早めに打ち始めた国が多いです。そういう意味で、先ほどの例で言うと、営業活動ができない割合が日々どんどん増えている。

香川

なるほど。

他の地域、例えば東アジア、ここら辺の国についてはどうでしょうか?

村上

台湾は国として非常にうまく抑え込んでいただいているものですから、実は販売活動は、ほぼ続けられていると。

香川

今も?

村上

はい。

香川

そうですか。これはすごいですね。

村上

3月の販売も恐らく全世界で唯一、計画を達成した国。

香川

そうですか。

村上

ええ。これも大変ありがたいのが、世界中が売りたくても売れないという状況にあると。自分たちが頑張って世界中の仲間を元気付けるというか、いい数字を出したい、と。

台湾の例で申し上げますと、販売店に来るのは嫌だなというお客さんが多いんですね。お客様の近くの公園を借りて青空展示をさせていただいたりとか、試乗車にセールスマンが乗ってお客様の家に行くとか。販売店に来ていただいたお客さんのクルマは外側も内側もしっかり消毒をする。そういうことをやってますよ、というのをいち早くインターネット等でご紹介をするとかですね。

香川

オーストラリアとかはどうなんですか?

村上

オーストラリアも同じく販売店はすべて今オープン、販売ができてる。比較でいうと、東京よりももう少し厳しい外出規制がされておりますので、お客様の購買意欲は大きく落ち込んでいると。台湾の例を紹介しながら、販売ができるという環境にあるということの幸せというか、ありがたさみたいなものがまだオーストラリアはあるものですから、ぜひ頑張ってほしいと。こういう時期だからこそ、お客さんが求められているものをいかに現場で把握をして、すぐ行動に移せるかということだと思います。

香川

豊田社長が全世界のトヨタグループの仲間たちに向けてメッセージを3月25日に出されました。

村上

やはりあのビデオを見て、いろんな反応がかえってきましたけれども、一言の単語で言うと、ファミリー。韓国であったり、それから中東の各国であったり。一番多かったのは、われわれまで、しかも、さらにその先にある個々の販売店の人たちまでを含めてファミリーと捉えて、一緒に生き残って戦っていこうということに対する、反応がものすごく強かったですし、私もそれが大変うれしかった。

香川

村上さんから彼らトヨタグループの社員ならびに関係者に対して、今このときだからこそ、強く打ち出したいメッセージというのをお願いしたいんですけれども。

村上

実は昨日も(豊田社長の)会見がございまして。

香川

はい、自工会の。

村上

私が一番感じ、現地の皆さんもこの部分がすごくうれしいのではないのかな、と思ったのが、家に皆さんいるものですから、外に出ることのうれしさというのを、改めて感じているんじゃないのかな、と。回復期に向けて、今は外に出られない、クルマに乗れないお客さんに、改めてクルマに乗ることの楽しさ、うれしさ。そしてクルマに乗って外に行って、いろんな活動をすることのうれしさ、楽しさというのを提供できる。そういう仕事をしたいね、ということが、今、非常にみんなで共有したい気持ちです。

香川

もしわれわれ、次にヨーロッパに行くときに、ちょっとおっかなびっくりだと思うんですよ、まだ。でも、そこに降り立って、人が歩いているのを見たときに、世界はもう一度動き出してるんだなっていうことを実感すると思うので、本当にその日が来ることを夢見て、僕も頑張っていきますし、村上さんもぜひ耐えきってトヨタを再生させてください。

村上

今の言葉を信じて、引っ張っていきますので。

香川

よろしくお願いします。

二人

健康第一!

香川

ありがとうございました。

村上

ありがとうございました。

豊田通商 アフリカ本部 COO 今井斗志光

映像リンク 27:15

香川

それでは次は、アフリカ担当のトップでいらっしゃいます、今井さんにつながっておりますので、テレ取材をさせていただきたいと思います。今井さん、よろしくお願いいたします。

今井斗志光(豊田通商 アフリカ本部COO)

よろしくお願いします。トヨタの今井です。

香川

トヨタイムズ編集長、香川と申します。本日はよろしくお願いいたします。

今井

拝見しています。

香川

ありがとうございます。今井さん、もうアフリカに対してすごく精通していらっしゃると。豊田社長からは、ミスターアフリカと呼ばれているとうかがっておりますが。

今井

南アとか、ケニアとか、あとマダガスカル島とか、合わせて十何年住んでまして。

香川

うわー。

今井

ここでは30年以上アフリカをやってますし、うちの子どもは南アフリカで産まれてまして。人生アフリカです。

香川

人生アフリカ、すごいですね。『人生いろいろ』とかじゃないわけですね、人生アフリカという。すごいですね、さすがでございます。マダガスカルというのは、僕、行きたくても行ったことがないんですが。昆虫もいっぱいいるんですかね、マダガスカル。

今井

あ、香川さん、そういえば昆虫博士でしたね?

香川

大好きなんですよ。

今井

独自の昆虫はかなり…。

香川

あそこは生物の多様性は…。あ、バオバブね。はいはい。カメレオンの上に…。まったく放送できないところなので、さっさと先に行きますけれども(笑)。

今井さんは今どちらにいらっしゃるんですか、それはそうと。

今井

今は東京にいます。

香川

東京から。

今井

本当はアフリカにいたいんですけど、今は日本勤務でアフリカをカバーしています。

香川

そうなんですか。一番最近まではどこの国にどれぐらい前までいらっしゃったんですか?

今井

2月の中旬ぐらいに南アフリカにいました。毎月2週間ぐらいアフリカに入って、54カ国あるので、だいたいの国を上からグルーッと、3カ月に1回ぐらいグルーッと周るみたいな感じです。

香川

周るんですか。周って、各工場、各製造販売のところに行くということですか?

今井

大きなトヨタの工場って54カ国の中に南アフリカにしかないんですね。他の国には販売店がありまして。トヨタの店舗って600店舗ぐらいアフリカの中にあるんですけど、かなり田舎に行ってもトヨタの部品は買えたり、サービスできたりみたいな…。

香川

今井さんがずっと周られて、状況を普段ならチェックしたり、それが、今こういうような危機的な状況に陥って、どのように変容されているんでしょうか。

今井

南アフリカとか、ナイジェリアとか、モロッコですけれども、ここは全部ロックダウンされています。さっき言った、南アフリカの大きいアフリカのマザー工場で、南アフリカトヨタってあるんですけど、そこは3月27日から5週間、今稼働停止しています。

つくるのを止めているんですけど、ライフラインとか命を預かっているようなクルマも多いので、そのクルマだけは止めちゃいけないということで、サービスを開けたり、部品はお届けできるように、最後の最後まで、さっき言った600店舗が頑張っていまして。

そのお客さんというのは、例えば赤十字とか、UNHCRって難民キャンプに食料を届けている組織だったり、WFP、ワールド・フード・プログラムですとか、ああいうところのクルマなんかが止まると本当に命に関わってきて、コロナじゃないことで亡くなったりもします。それを止めない、というのをみんな、アフリカ中のトヨタが頑張っていますね、ほんと頑張ってます。

香川

例えば、南アフリカなんかだと、また別の支援活動があったりするんですか、その中で?

今井

ミニバスをつくってまして、これが南アに30万台ぐらいは走っているんですけれども、大事なクルマのお客様がそこでコロナに感染することになってはいけないと思って、ミニバスの運転手さんに消毒液を無償で配布するとか。

あと「プロテクト・ユアセルフ」って、自分の身を自分で守れっていう「TOYOTA COVID PROTECT YOURSELF」っていうTシャツをつくって、それをお客さんにまいて、それぞれマスクをしようとか、手洗いをしようとか、ハグをするなだとか。ビルボードに掲げて「会社の通勤のときは安全に行こう」みたいなキャンペーンを南アフリカではやってます。

香川

今後、これが何カ月も続くという状況になったときに、どのような手段を講じていくか、というのはあるんでしょうか?

今井

トヨタは、これは他の方も言ったと思うんですけれども、3月の頭にあのタイミングで社長がメッセージを世界中に出されて、「We are a family, and family takes care of family」っていうのがあって。われわれは家族だと、家族のことは家族が守るから安心しろ、と。その代わり、短期的には目の前にあることをやって、みんなで生き抜こう、と。

あなたの目の前のお客さんを、われわれでいうと、ライフラインを支えているそういう人たちを短期的に支えて、みんなで生き抜こうという。ああいうメッセージが、アフリカのトヨタに関わっている全員に見てもらっているんですけど。だから、われわれは、たぶんこの数カ月これが続いても、あの社長の号令をいつも思い出して、短期的に今やれることをやって、生き抜くというのを当面のこととしてやっていますね。

もうひとつ言われているのは、中期的には必ず「冬が終われば春が来る」っていうメッセージで、春が来たときのために、例えば次に投入するクルマの準備っていうのは着々と進めているんですね。

香川

今井さんとしても、これだけアフリカに関わっていらっしゃるから、また、あちらに戻って自由に移動したいと思われていると思うんですね。社長がその自工会の会見で最後に移動する喜び…。

今井

アフリカっていうのはクルマなんですよ、移動は。どんな奥地でもランドクルーザーとかクルマで移動するんですね。景色が、サバンナを走ったり、湖の横を抜けて、シマウマがいたりとか、美しくて本当に移動の喜びがある所なんですよ。コロナで短期的には、ロックダウンがあって、いろいろアフリカも苦難の道をたどると思うんですけど、またアフリカでもトヨタのクルマで、移動の喜びをかみしめらえるように生き抜いていきたいなと思ってます。

香川

僕も25年前ですけど、ケニアをナイロビから全部スタートして、そのときに、たぶん、トヨタのクルマに乗ってたんでしょうね。アフリカの道がとにかくでこぼこじゃないですか。ガタガタ、これがずーっと延々に続くのとかを今ちょっと思い出してましたけど。

ああいうことに耐えられるクルマだったんだな、と思うのと同時に、ああいう道のほうが自然な道なわけで、クルマもたまにはああいう所を走るのが喜びになるだろうなとか今、フッと思ったんですけども。今井さんもああいう道が懐かしいんじゃないですか、アフリカ戻れないと?

今井

僕はああいう道をランクルで走るのが大好きです。2018年にトヨタ5大陸走破というのをアフリカでやって、ちょっと仕事をサボって、1週間ぐらい、その隊列と一緒に運転しにいったりとか(笑)。

香川

(笑)。

今井

移動の喜びだなって。

香川

全世界のトヨタグループの仲間たちに対して、今井さん、今おっしゃりたいことをぜひメッセージ、一言お願いしたいと思うんですが。

今井

みんな心を一つにこの時期を生き抜いて、冬が過ぎたら、春を一緒に移動で駆け抜けましょう。

香川

ありがとうございます。ほんとに移動したいですよね。

今井

移動したいですね。

香川

ぜひまた今井さんとアフリカにご一緒したいですね、ほんとに。

今井

いつでも、トヨタイムズ・アフリカ版をやりたい…。

香川

アフリカ版行きましょうよ。

二人

健康第一。

香川

ありがとうございました。

トヨタ自動車 アジア本部本部長 中田佳宏/インドネシアトヨタ社長 ワリ・アンダン・チャヒョノ/フィリピントヨタ会長 兼 GT Capital社 副会長 アルフレッド ヴィ・ティ

映像リンク 35:07

香川

はい。次はですね、アジア本部の本部長、中田さんとつながっております。中田さん、よろしくお願いいたします。

中田佳宏(アジア本部本部長)

アジア本部の中田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

香川

あとは、インドネシアの生産系のCEO、ワリさん、よろしくお願いいたします。

ワリ・アンダン・チャヒョノ(インドネシアトヨタ 通称TMMIN 製造事業体社長)

インドネシアのワリです。よろしくお願いします。

香川

ちゃんと日本語できるんですね、ワリさん。

ワリ

少しだけです。

香川

そして、フィリピンのアルフレッドさん。ミスターアルフレッド、よろしくお願いします。

アルフレッド ヴィ・ティ(フィリピントヨタ 通称TMP 製販事業体 会長 兼 GT Capital社副会長)

フィリピンのアルフレッドです。よろしくお願いします。

香川

シンガポール、インドネシア、フィリピンに今いらっしゃるということでよろしいんですね、お三方。早速なんですけれども、平常時、どのようなトヨタの活動をされていたのか。

中田

インドネシアですとか、タイですとか、フィリピンですとか、われわれのマーケットシェアというのは3割を超えるお客さまからご支援をいただいてまして、各国で、主要国で製造事業、それから販売事業を営んでいるというのがアジアの状況です。

香川

インドネシアの街並み、そして人の様子は、今どうなっているのか…。

ワリ

金曜日からジャカルタは一時的にロックダウンされました。大通りに大きな変化があります。いつもより空いています。

香川

生産台数等に影響が及んでると思うんですが。

ワリ

当社の生産の状況は国内分および輸出分を含め、ほとんど40%-50%影響されました。3月頭にはすでに1サイクル制の勤務に減らしたんですが、需要の減少により翌週は休業となります。

香川

同じくアルフレッドさんにフィリピンでの、どう変化したか…。

アルフレッド

フィリピンはおそらくアジアで最も早く隔離措置を宣言した発展途上国でした。突然の発表でした。人々はもちろんビジネスの上でも生活の面でも不安でした。これは我が国にとって本当に難しい局面です。

香川

一方、シンガポールはどうですか?

中田

先週の火曜日から一段厳しいロックダウンが入りまして、一緒に住んでる家族以外は、人と接してはいけないと。僕、単身なんですけど、今独りぼっちでずっと仕事してる感じです。

香川

じゃあ、ご家族は日本に残して?

中田

そうですね。はい。今は日本に。

香川

一刻も早く復旧して、元に戻ることを望んでいますが、アジアのトヨタとして連携して何かやっていこうというようなチャレンジはあったりするんでしょうか?

中田

トヨタは、その国、あるいは社会、人々に昔も今もしっかりと寄り添って貢献を続けるという信念のもとに、今われわれができることをやっていこうという感じですね。

ワリ

現在、私たちはインドネシアの赤十字の活動を支援しています。特に物流をサポートしています。また医療支援システムや共有アプリケーションなど、より機動性の高いものを提案しています。

アルフレッド

フィリピンでは、強力な検疫封鎖のため公共交通機関は利用できません。そしてトヨタ・モーター・フィリピンは多くの車両を別の病院や小都市政府に派遣し始めました。働く人を病院または役所に連れて行き、命に関わる資源の配布を支援できるようにしています。

中田

地域に根差した企業の皆さまとジョイントベンチャーを組まさせていただいてますので、そういったパートナーの皆さまと一体となって、フェイスシールドの生産、それから物流といった領域で、われわれのTPSのノウハウを活用した生産性の向上支援をするですとか、どんなブランドでもいいので、われわれの販売店さんで無料の消毒サービスだったり、プラスチックのシートカバーをご提供するみたいなことを、実施をしていくというような状況です。

香川

それは、今もう現状で進んでいる作業なんですか? やっていらっしゃる?

中田

はい、そうですね。

香川

すごいですね。中田CEOのヒゲを豊田社長が非常に気に入ってらっしゃるという…。

中田

汚いといって怒られてます。今日はワリさんとかアルフレッドさんもヒゲはやしてるんで、よかったなって。

香川

ワリさんは、ほら、白い立派なあれじゃないですか。社長がちょこっとっていうのがいけないっておっしゃってるんじゃないですか(笑)?

ワリ

頭に髪の毛が多いほうがいいけど。でもできないので、ヒゲを伸ばしました。

香川

ナイストライ(笑)!

各国の社員たちに対して、それぞれメッセージを短くいただきたいと思うんですね。

アルフレッド

先日、章男社長からメッセージを頂いて、僕らチーム全員が彼の優しい笑顔に励まされました。僕自身も希望を持ち、みんなでこの危機を乗り越えようという同じメッセージを皆さんに届けたいと思います。

私たちは繋がっています。1つのチームとして一丸となって、一家族として、一緒にこの戦いを勝ちます。

香川

ありがとうございます。中田さんどうぞ。

中田

これも社長の言葉ではありますけれども、深刻にはならない。でも真剣に立ち向かって、やっぱりオールトヨタファミリーで、自分たちを信じて、明るく皆さんとともに頑張ってのりきっていきたいというふうに思います。

ワリ

社会、従業員、指導者の安全と、健康的な環境を確保するために、協力して取り組んでいきましょう。同時に、徐々にでも継続して事業を展開し、状況が改善されたときのために、次の一歩への準備に努めましょう。

香川

もう今日、インタビューさせていただいた方々は、このコロナが終息したら全部行きますから、僕は。

ワリ

よろしくお願いします、インドネシアも。

香川

インドネシア、もちろん。

一同

健康第一!

香川

サンキュー、ベリーマッチ!ありがとうございました!

どんな状況でもぶれないすごさ

香川

各地域の方にいろいろとうかがってきましたが、この急転直下の新型ウイルス騒動。この中ででもですよ、トヨタが「Fun to Drive」でありモビリティカンパニーとして貫くということを崩していない。そして、こういうときこそ、その姿勢を強く出すという社長の姿勢を全世界、1ミリもこぼさずちゃんと行き届いているということを確認いたしました。

やっぱり一貫してぶれていないなと。どんな状況でもぶれないということのすごさは、これは私、編集長としても感じざるを得ないですね。

とにかく、みなさん明るい。何があっても明るく生きる、と。そして、必ずや、これを耐えたら春が来ること。このことを待って「今は絶対に耐えきってやる」と、皆さん明るい姿勢だった。

トヨタという会社がどのように奮起していくのか、もう一度立ち上がっていくのか。社長を始め、この今日インタビューをした全世界のこの本部長たち、トップたちが、どういうような展開をしてそれぞれの国に戻っていくのか、また見届けていきたいと思います。

しかしね、何はともあれ、そういうことがなぜできるかというと、健康だからですよ、我々。昨日から会った人は、社長も含めて皆さん健康!健康でいましょう、ほんとに。ステイ、ヘルスィー!

さあ、そういうわけで、今日も一人トヨタイムズでお送りいたしました。今日も一人でトヨタイムズ!次はみんなでトヨタイムズ!

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