トヨタのコラム
2022.04.28

トヨタにおける「春交渉」とは。労使が互いに願うもの

2022.04.28

「今回ほど距離を感じたことはない――」。2019年の労使協議会で豊田章男社長は労使双方に危機感をあらわにした。

組合や会社が伝える現場の姿と自分の持っている感覚との間にギャップを感じていた豊田社長。自らの目で確かめなければならないという想いを強くし、幾度となく工場や開発などの現場に"アポなし"で足を運んだ。

翌2020年の労使協議会では、話し合いを立て直すべく、豊田社長は労使双方にメッセージを伝え続けた。

「IではないYOUの視点を」「ボスになるな、リーダーになれ」「"もっとえらくなりたい"を"もっと成長したい"へ」――。

"家族の会話"を目指すトヨタ労使の話し合いをピックアップした。

トヨタ春交渉2021 #4 幸せのリード役へ、成し遂げなければならない2本柱

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550万人の仲間のために、話し合いを重ねて見えてきた、トヨタが本気で行動に移すべき「2本柱」とは(2021年3月掲載)

ボスになるな リーダーになれ トヨタ春交渉2020 第2回

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トヨタにとって喫緊の課題である「若手の退職」と「技術部門の風土改革」ー。今回も、本音の議論が交わされた(2020年2月掲載)

持続的な「成長と分配」の実態

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持続的な分配は、持続的な成長があってこそ。この12年、トヨタが何をしてきたか労使双方で再確認された(2022年2月掲載)

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