なぜ今、トヨタが「足踏み式消毒スタンド」を販売するのか
指示されたわけでも、競い合ったわけでもない。大切な人を守りたいという想いで、気付けば各所で始まっていたモノづくりの現場を取材した。
こんにちは、モリゾウです。お正月はいかがお過ごしでしょうか。
私は書初めをしました。と言いましても、新年は何かとバタバタしますので、
年末に書くのが最近のモリゾウ流です。書き納めですね(笑)
2019年を思い描いて選んだ言葉は、“常若”です。
時代と精神を継承するためには、すべてのものを変えなくてはいけない。日々、変わっていく。
長く続くものは、常に若いもの。こうした意味で“トコワカ”という言葉があるそうです。
伊勢神宮の式年(しきねん)遷宮(せんぐう)が、まさに常若の精神を表していると言われています。
20年に一度、神様をお祀(まつ)りする建物、一緒に納める宝物などをすべて新しくすることで、
先人たちの精神や建築技能を受け継いでいくのだと伺いました。
なんと1300年も続いているそうです。すごい。
伊勢神宮と比べることはできませんが、
私は常若の精神は、トヨタ生産方式に通ずるものがあると感じました。
トヨタ生産方式にも、昨日よりも今日、今日よりも明日と、
絶えず変化していくという思想があるからです。
自動車業界は、「100年に一度」と言われる大変革の時代を迎えております。
トヨタが生き抜いていくためには、
「自動車会社からモビリティカンパニーに変革しなければいけない」と、私は本気で思っています。
コネクティッド、自動化、シェアリング、電動化に代表される技術革新によって、
クルマは、これまでには無い、新しい移動の自由や楽しさをお届けできると信じているからです。
ただ、私たちはカラダの大きな企業です・・・。何かが急に変わるわけではありません。
日々の積み重ねが、やがて大きな変化につながると信じて、
ベターベターでやり続けるのが、トヨタらしい前進の仕方だと思っています。
いまの私たちにこそ、常若の精神が必要だと感じています。
以上
なぜ今、トヨタが「足踏み式消毒スタンド」を販売するのか
指示されたわけでも、競い合ったわけでもない。大切な人を守りたいという想いで、気付けば各所で始まっていたモノづくりの現場を取材した。
クルマを走らせる550万人へ。
2021年元旦、「私たちは、動く。」という広告が新聞各紙に掲載された。
クルマを走らせる550万人というハッシュタグと共に文章が記されている。
トヨタの現在地を確認できた95分間
関係者向けの極秘映像を見終わった香川編集長。豊田社長が世界の仲間に送った熱いメッセージに何を思ったのか。