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トヨタが未来のためにできること – 豊田社長×香川編集長【車中取材】

香川編集長 2020.01.01 UPDATE

香川編集長と豊田章男社長。二人の初対面は、2019年1月にデトロイトで行われたGRスープラのワールドプレミアだった。そのとき二人は、こんな会話をしていた。

豊田
今度、一緒にクルマに乗りましょう。編集長には、ぜひ私の運転に乗っていただきたい。

香川
じゃあ、ぜひ、このスープラでお願いします。

それから約1年、香川編集長はニュルブルクリンク、シリコンバレー、東富士研究所と現場に精力的に足を運び、トヨタの本当の姿を知るために取材を重ねてきた。

そしてついに、この日がやってきた。場所は下山テストコースの周回路。香川編集長の前に、マットグレーのGRスープラに乗った豊田社長が現れた。

二人きりの車内では、トヨタのこと、人生のこと、大好きなクルマのこと、そして未来のこと、濃密な会話が交わされた。「ハンドルを握ると正直になれる」という豊田社長が、言葉通り正直な自分をさらけ出した24分間の映像。「豊田章男ってどんな人?」「豊田章男って何を考えてるの?」が垣間見れる映像を、皆さまにもぜひご覧いただきたいと思います。

<編集部が独断でピックアップした豊田章男の言葉>
●「ハンドルを握っていると正直になれる」 (1:08)
エンジン音を響かせてGRスープラで登場した豊田社長。「ハンドルを握っていると正直になれる」という豊田社長に話を聞くべく、香川編集長は助手席に乗り込んだ。

●「『安心・安全』は絶対に譲れない」 (1:45)
取材中に最も多く聞いた言葉は「安心・安全」だったという香川編集長。社長就任以来「もっといいクルマ」を目指してきた豊田社長は、どう思っているのだろうのか。

●「トヨタの『トップダウン』は、トップが下に降りること」 (3:48)
香川編集長が1年間トヨタという会社を見続けて、ほかの会社と最も違うと感じた点。それは「社長が現場のことをよく知っていること」だった。豊田社長が現場にこだわる理由を語る。

●「Who am I ?」 (7:03)
常に周囲からの重圧にさらされる環境で育ってきた豊田社長。「自分って何なんだろう」と悩み、問い続けてきたという。

●「うるさくて、ガソリンくさくて、そんなクルマが大好きですね」(9:24)
クルマの中では正直になれる、という豊田社長。ならばと香川編集長が一番好きなクルマを聞くと、うれしそうに答えてくれた。

●「私自身がセンサーを磨いておかないといけない」 (10:00)
なぜ豊田社長は自らドライビングの腕を磨くのか。そこには年間1000万の命を新たに預かる会社のトップとしての責任感があった。

●「センサー磨きの相棒を務めてくれているクルマ、興味ありますか?」(12:28)
豊田社長がラリー参戦時にドライブする競技仕様の「86」。香川編集長を乗せて、豊田社長が見事なドリフトを披露した。

●「トヨタの未来の商品に乗ってください。」(15:38)
最後に豊田社長が用意したのは、水素をエネルギー源とする燃料電池車(FCV)のMIRAIの次期モデルの試作車。その車内で、二人はモビリティの未来について語り合う。

●「トヨタだからこそできることがある」(20:30)
未来はどうなっていくのか。豊田社長は「分からない」と答えた。なぜなら未来を決めるのは、未来を生きる人だから。ただ未来に多くの選択肢を用意することはできる。そのためにトヨタはさまざまな可能性を試しているという。

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